Section 01

専業メーカーがしのぎを削るアタッチメント業界

油圧ショベルの先端で多彩なファンクションを実現する建機アタッチメントは、ショベルの可能性を格段に広げるものです。土木・建設・解体・産廃・林業など、使用される現場や作業内容もさまざま。多様化するニーズに高い専門性をもって応えなければならない、それがこの業界です。
タグチを含む専業メーカーに求められるのは、現場での使用状況や作業の流れを深く理解していることです。それなくして、現場で求められる品質を、つまり安心して長く使えるアタッチメントを製造することはできません。常に改良を重ね続けられる体制と体力も求められています。

Section 02

アタッチメント業界で築いた独自のポジション

建機アタッチメントは製造に多額の設備投資が必要であるため、新規参入が非常に難しい業界とされています。その結果、限られたメーカー同士が商品力と販売力で競い合う、ニッチな市場を形成しています。現在、国内の建機アタッチメントメーカーはおよそ20社。油圧ブレーカー、圧砕機、グラップルなど、特定のアタッチメントを製造する専門メーカーが多い中で、タグチは幅広い製品を手がける「総合」アタッチメントメーカーとして、業界で独自の立ち位置を築いています。

Section 03

タグチの主戦場である解体業界、その将来性は?

タグチの主たるビジネスフィールドは解体工事業です。古くなった建物を解体し、新しい建物を建てる。都市の新陳代謝を支える「解体」の市場は、中長期的に見ても成長が見込まれています。一般的にコンクリート(RC造・SRC造)の法定耐用年数は約50年です。高度経済成長期に建てられた多くのコンクリート造の建物や交通インフラが老朽化し、現在、解体需要は確実に高まっているのです。さらに、高齢化に伴う空き家問題などを背景に、木造建築物においても解体需要は増加の一途をたどっています。

住宅/法人等の非住宅建築物の建築年代と延べ床面積
建設後50年経過する交通インフラ