/

岡山の天気

今日の岡山弁

BACK NUMBER

過去号の閲覧はこちらから👇

BACK NUMBER

過去号の閲覧はこちらから👇

follow us

  • follow us
  • follow us
  • follow us
  • follow us
  • follow us

『LEADERS リーダーズ』
(TBS/2014年3月[I]、2017年3月[II])

脚本/橋本裕志[I] 八津弘幸[II] 主演/佐藤浩市

時は世界恐慌まっただなかの1929年。愛知県の自動織機をつくる会社の常務が、会社の職人たちとともに国産初の自動車をつくるまでを描いたスペシャルドラマ。2014年3月にTBS系で二夜連続で放送され、2017年には第二弾が制作された。同年にはドラマを4時間に再編集した『LEADERS特別編 ディレクターズカット』が放送されている。

 大学を卒業して日本に帰ってきたのが2013年で、その年の12月にタグチ工業に就職しました。それからホントすぐです、年が明けて総務と一緒に安田工業(里庄町)に挨拶に行きました。一年ほど研修に行くことが決まっていたので、「これからお世話になります」と。最初に配属されたのが生産技術。社内の機械の入れ替えにも携わったし、機械加工もやりました。「焼きばめ」という工具セットを何百も作ったり。安田工業のスタッフとしてお客さんのところに修理に行ったりもしました。知らない間にものづくりの世界に放り込まれていたわけです。そんなときに見たのがこのドラマだった。

 ものを作るのって素敵だと思いましたね。日本を走る車は日本製じゃないとダメだ、そんな使命感のもとにメイカーのいろんな人たちがひとつになってものを作り上げていく。もう見ていて胸が熱くなってきた。

 モデルは完全にトヨタです。ドラマではなんていう会社名だったか、とにかくトヨタをモデルとした自動車メーカーの社長が主人公です。演じているのは佐藤浩市。彼のまわりにいろんな人が関わってくる。技術者や責任者だけでなく、車を届ける人間である販売の社員も出てくる。たしかえなりくん(えなりかずき)がいたかな。ん?出てますか、やっぱり! とにかくエンジンを作るのに苦労していたのが印象深いです。ホント、これができないと未来がないというくらいに死ぬ気になってエンジンを作ってるんです。それができたらできたですぐにトラブル。そんなことの繰り返しです。彼らの苦労を乗り越えていく姿に、ものってひとりの思いだけでは作れない。思いに感化されて血をたぎらされた人たちがいてはじめて作れるんだなと。

 ビデオに撮って、2回見てます。でも3回目はどうだろう。いま見ると、そのまままっすぐ受けとらないかもしれない。ちょっとうがった見方をしたりして。でも、当時はまだ20代前半、ピュアでしたからね、素直に感動してました。

※内容は掲載当時の情報です。記載されている会社名、サービス名、肩書などは現在と異なる場合があります。

follow us

  • follow us
  • follow us
  • follow us
  • follow us
  • follow us
© TAGUCHI Industrial Co., ltd.